クルコノシェ山脈の冬の味覚【レシピ付き】
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本格的な冬の間、クルコノシェ(Krkonoše)山脈を含むチェコの山々では、ウィンタースポーツや自然の中の散歩のどちらも楽しむことができます。スキー愛好家にとって魅力的なクルコノシェ山脈は、地域の特産品を味わうのが好きなグルメ達も惹きつけます。チェコで最も高い山々のあるこの地域には、間違いなくたくさんの美味しい魅力があり、この地域を訪れる場合は地元の名物料理を食べずには帰れません。

Krkonoše sejkory(クルコノシェ・セイコリ)は、盛り付けの際にラードまたは溶かしバターを表面に塗るこの地方特有のジャガイモのパンケーキで、シンプルでありながらとてもおいしい食事です。
Škubánky(シュクバーンキ)またはkucmoch(クツモフ)と呼ばれるのは、地元の伝統的な甘い料理です。鍋でじゃがいもを茹で、茹であがったら小麦粉、水を加えて混ぜ合わせ、固く滑らかな生地を作ります。溶かしたラードに浸したスプーンを使って丸い形の生地をすくい上げ、お皿に盛ったらケシの実またはクァークと粉砂糖を振りかけます。クァークと砂糖を入れたイーストを使用したブルーベリーのお団子は、山のレストランの定番メニューです。

Špecle(シュペクル)と呼ばれるニョッキを、ハム、酢キャベツ、揚げ玉ねぎと和えた料理も地域の味で、酢キャベツ、サワードウ、キノコが入った濃厚なスープKrkonošské kyselo(クルコノシュスケー・キセロ)は、クルコノシェ山脈料理の真の宝物です。
クルコノシェ山脈を訪れる機会があれば、CzechSpecials認定のレストランで注文してみてください。また、どれも簡単に作れるものなので、自分で作って楽しむのもオススメです。
クルコノシュスケー・キセロの作り方

材料(4人前)
- サワードウ(パン酵母) 120 g
- バターまたはラード 40 g
- きのこ類 ひとつかみ(数種類ミックスがベスト)
- ジャガイモ 300 g
- 玉ねぎ 中サイズ1個
- 水 900 ml
- 牛乳 200 ml
- 卵 2 – 4個
- 塩 少々
- キャラウェイシード 少々
作り方(下準備10分、調理30分)
- サワードウを少量のぬるま湯で希釈し、数時間、できれば一晩発酵させます。
- ジャガイモは洗って皮をむき、さいの目に切っておきます。
- 鍋にきのこ類、クミンシード、2.のジャガイモを加えます。
- 3.に水と塩を加えてやさしく炊き、発酵したサワードウを加えてさらに煮ます。
- 細かく刻んだ玉ねぎをバターまたはラードで炒め、スープに加えます。
- スクランブルエッグまたはポーチドエッグを作り、鍋に入れるかお皿に直接入れて出来上がり。
チェコ料理について詳しくはCzechSpecialsをご覧ください。
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