【チェコフェススペシャルサポーター】おいしさの技術と想いでつながるチェコとサッポロビール

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2023年11月に二子玉川で開催された「チェコフェスティバル2023 in 東京」。たいへん多くの方にお越しいただきありがとうございました!チェコならではの音楽や踊り、そしてガラス工芸や雑貨などをイベントでお楽しみいただきましたが、もちろんチェコを楽しむうえで欠かせないのはビール!!今回は、チェコフェスティバル2023 in 東京のスペシャルサポーターとしてイベントを支えてくださったサッポロビールより、そのおいしさの秘密やチェコとの深いかかわりについてご紹介いただきます。

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“チェコ産ホップ”の危機を救ったサッポロビールのホップ育成技術

世界最高品質のホップの産地として知られているチェコ北西部のザーツ地方では、1970年ごろにウイルスの影響によるホップの品質低下と収量減少が起さました。サッポロビールは現地に技術者を派遣し、無報酬で技術開発と指導を行ない、1989年からウイルスの影響を受けないホップ苗を作り出すことに成功。その結果、ザーツ地方の ホップは、再びかつての品質を蘇らせることに成功しました。サッポロビールは創業間もない1877年からホップの試験栽培を始めました。そこから始まる長年の育種・研究の経験と技術は、チェコで発生したホップの危機の克服にも貢献したのです。

危機を乗り越えた“チェコ産ホップ”、その味わいを楽しめる「エーデルピルス」

“チェコ産ホップ”を危機から救ったサッポロビールは、1994年には現地チェコのホップ会社などとともにウイルスフリー苗を生産するV.F.Humulus社を設立。その後の現地での栽培安定化や品質の向上に寄与しています。このように、古くから深いつながりのあるサッポロビールと“チェコ産ホップ”。そのなかでも、世界最高峰と言われるザーツ産のファインアロマホップだけを贅沢に使用したのが「エーデルピルス」です。「edel:エーデル」とは「高貴な」を意味するドイツ語。“チェコ産ホップ”ならではの、鮮烈で深みのある苦みと、華やかな香りが、その名にふさわしい誇り高い味わいをもたらしてくれます。

贅沢な美味しさを楽しむ正統派ピルスナービール、エーデルピルス。

それは一人のサッポロビール技術社員のこだわりから生まれました。その完成度の高さはドイツ最古のヴァイヘンシュテファン醸造所に認められ、この醸造所が所有する誇り高い称号を冠することになりました。それが日本の正統派ピルスナービール「エーデルピルス」です。世界最高峰と言われるチェコ・ザーツ産ファインアロマホップだけを贅沢に使用した華やかな香りと高貴な苦味。そこには、究極を追い求める誇り高い想いが満たされています。

ホップ本来の苦味と見事な泡を作り出す、「エーデルヒルス」が推奨する“3度注ぎ”。

職人のこだわりが込められたビールは、こだわりの技で注がれることで、そのうまさを最大限に発揮します。まず、ビールが泡立つように9割程度まで勢いよく注ぎます。泡が半分くらいに落ち着いたら再度勢いよく注ぎ、泡を盛り上げます。最後にもう一度静かに注ぎ足し、泡を2cmほどこんもりと盛り上げます。これが、ビールの本場・ドイツやチェコで受け継がれてきた“3度注ぎ”。ふんわりとした“スフレ泡”が出来上がれば、ホップの華やかな香りがさらに引き立ちます。

エーデルピルスが飲めるお店はこちら

この贅沢な美味しさを、こだわりのお店でお楽しみください。

 

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サッポロビール株式会社(https://www.sapporobeer.jp/edelpils/)

エーデルピルス(エーデルピルス|サッポロビール (sapporobeer.jp)

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チェコセンター東京

チェコセンターは世界3大陸26都市においてチェコ文化の普及につとめているチェコ外務省の外郭団体です。2006年10月にアジアで第1号のチェコセンターとして、駐日チェコ共和国大使館内にチェコセンター東京支局がオープンしました。

以来、絵画、写真、ガラス工芸、デザインなどの作品の展示や、映画上映会、文学、音楽、経済などのイベントを開催しチェコ文化を紹介するほか、チェコ語教室も開講しています。また、その他のチェコ文化関連イベントへの助言、協力も行っています。

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担当カテゴリ:文化と歴史を学ぶ