プラハ城(Prague Castle)
プラハ城は街全体を見渡せる丘の上に位置し、1000年を超えチェコの重要な象徴です。またモルダウ川に浮かぶ有名なその景色は昔ながらのプラハの象徴でもあります。さかのぼればボヘミアの王、王女に始まり、1918年第一共和国時代にはチェコスロヴァキア元首、また最後にはチェコの大統領の居として、プラハ城は9世紀建設以来ずっとチェコの統治者の拠点としても機能してきました。世界でも最大級の規模を誇るプラハ城は歴史的宮殿、教会、要塞からなり、庭園や展望台に囲まれる複合的な施設です。


複数の建築物複合体としてのプラハ城は建設以来11世紀にもわたり、ずっと増築を繰り返してきました。ですから典型的な城というより、この『街の中の街』は前時代の様々な代表的建築様式を持つ建築複合体と言えます。3つの庭園を含め、その敷地は45ヘクタールにも及びます。
プラハ城敷地以外に重要な建築物としては聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会のバシリカ、ダリボル塔を含めた黄金の小道、火薬塔、ローゼンベルク宮、ロブコヴィツ宮があります。見学には3つのコースがあり、それぞれガイドやオーディオガイドとともにめぐることができます。プラハ城内の敷地は見学無料です。
営業時間
- 11月 から3月まで : 毎日 09:00 – 16:00
- 4月から10月まで : 毎日 09:00 – 17:00
- プラハ城敷地内 : 毎日 06:00 – 22:00
- プラハ城は12月24日は聖ヴィート大聖堂を除き閉園
プラハ市観光局リンク : https://www.prague.eu/ja/object/places/31/prazsky-hrad?back=1