Google マップで巡る #チェコ妄想旅 南モラヴィア編

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2018年よりチェコ親善アンバサダーとして「チェコは良いよー」ってみんなに伝える活動をしています。旅好きのブロガー、前田とまきと申します。

先日、アンバサダー仲間の人たちと、オンラインで「妄想チェコ旅」の発表会をやったんですね。皆さんの発表の内容も面白かったし、なによりも自分で妄想の旅をつくるのがとても楽しかったです。
その時に発表した旅の内容を、あらためて記事にまとめました。今後チェコへ旅行に行く際に、チラッと参考にしていただけると嬉しいです。
行き先は、ミクロフを起点として、南モラヴィアを巡る約50kmの旅です。

この旅程は、実際に私が2017年にチェコを訪れた際に体験した自転車ツアーをベースにしています。そのサイクリングの体験がとても素晴らしかったので、Googleマップを使ってそのコースを辿ってみよう、と。

というわけで、さっそく南モラヴィアの妄想旅に出発しましょう!

ホテルで自転車をレンタルして、いざサイクリングツアーへ!

 

自転車ツアーの起点となるのは、南モラヴィアを代表する都市ミクロフにあるHotel Galantというホテルです。
2017年の自転車ツアーの際は、このホテルで電動式のマウンテンバイクを借り、ガイドさんと一緒に約50kmのサイクリングコースを巡りました。

こちらが、ミクロフの街を上空から眺めた地図です。

東側の小高い丘の上に「Chapel of St.Sebastian」という教会があるのが見えるかと思います。ホテルから徒歩で20分くらいの距離にあり、ミクロフの街を見渡すことができるので、おすすめですよ。私はここで、朝日が昇ってくるのを眺めました。

さて、自転車ツアーは、ミクロフの市街地を抜けていきます。赤い屋根の建物を縫うようにして、南下していきます。

やがて街を抜け、辺り一面農村風景が広がるエリアへ。地平線まで続くような一本道を、ひたすら自転車で進んでいきます。なだらかな上り坂がずっと続くような道もあるのですが、こういう時に電動自転車は便利ですね。手元のスイッチでコントロールしながら、坂道もすいすい進みます。

田園風景の中をのんびりと自転車を漕いでいると、突然こんな歴史的な建物にでくわしたりもします。丘の上に立つこの「レイストナ・コロナード」という建築物は、およそ200年前につくられたものだそうです。

冷戦時代は、この辺りはオーストリアとの国境に近かったため、一般の市民が立ち入ることのできないエリアでした。当時、国境警備の軍用車両が走っていた道を、現在は自転車でのんびりと風景を楽しみながら走ることができます。

ヴァルチツェ城でちょっとしたアクシデント発生!

「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」として世界遺産に登録されたお城のうちのひとつ、ヴァルチツェ城に到着!

お城の建物も素晴らしいですが、僕が楽しみにしていたのは何と言ってもこの城の地下にあるワイン貯蔵庫。モラヴィア地方と言えば、ワインが有名です。全国からワインが集まるコンテストで、上位100位に入ったワインだけが「チェコワインサロン」のタイトルを得ます。そのワインをこちらで味わったり、購入したりできるんです。

中を見学できるのを楽しみにしていたのですが、なんと僕たちが訪れた時は閉館中でした。
がっかりした僕を気の毒に思ったのか、ガイドさんが「後で別のところに連れて行ってあげるよ」と言ってくれました。

ヴァルチツェ城から意外と距離があるレドニツェ城

「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」が世界遺産に登録されているので、なんとなくヴァルチツェ城とレドニツェ城は近くにあるイメージでしたが、実は7km以上離れています。なので、徒歩で移動するにはちょっと遠すぎるのですが、自転車ならば移動も楽です。

途中、森の中の道を進みながら、凱旋門のような建築物や、女神像がある寺院なども見学しつつ、景色を楽しみながら世界遺産のお城からお城へ。

突然ガイドさんが「あ、ちょっと待って!」と言って自転車を停めて、森の方へ入っていきました。
僕も、自転車から降りて歩いて行くと、ガイドさんが「これ、見て!」と言って、立派なキノコを手に持って、僕に見せてきました。

チェコでは、キノコ狩りが昔からとても盛んだそうで。チェコの人たちは家族や友人たちと森の中へキノコを採りに出かけることがあるそうです。我々がサイクリングをしている間も、カゴを手にしたキノコ狩りの人たちを見かけましたが、まさかガイドさんも!

それにしても、自転車に乗りながら、よく見つけられるよなぁ。

隠れ家的なワイナリーとチーズのお店へ

ヴァルチツェ城でワイン貯蔵庫を見ることができなかったため、急遽ちょっと寄り道をして、隠れ家的なワイナリーとチーズのお店に立ち寄りました。

そこは、地元の映画プロデューサの方の自宅兼店舗で、僕が訪れた時はちょうど飲食ができるカフェのような建物を増築しているところでした。もともとは、国境近くの軍事施設として、戦車の基地として使われていた場所だったのを、その映画プロデューサの方が買い取って、改装したんだそうです。

そして、この場所をGoogle マップで探そうとしたのですが、ストリートマップがまだここまでたどり着いていないようでした。この記事の最後に掲載している地図には載ってますので、探してみてください。

試食したチーズがあまりにも美味しかったので、お土産に買いました。

Google マップで妄想旅。でもやっぱり、実際に行きたい!

Google マップのストリートビューを使ってあちこち景色を見ていったら、2017年に訪れたコースを再訪したような気分になって、楽しかったです。チェコから離れた日本にいるのに、ちょっとだけチェコを旅しているような感覚。

でも、やっぱり実際に行きたくなりますね。地図では、あの自転車で風を切って走っている感覚は感じられないですからね。道端にキノコがあっても獲れないですし。ガイドさんのちょっとした気まぐれで、とても素敵な場所に連れて行ってもらえたりするのも、実際にその場を旅していたから。

というわけで、妄想旅でチェコ旅行の気分を味わいつつ、またチェコに行きたいなと思うわけです。

今回の妄想旅のコースはこちら。

※一部、ストリートマップが通ってない道は、それに近い別の道をルートにしています。

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前田 とまき

チェコ親善アンバサダーとして、旅をしながらブログやSNSなどでの情報発信や、「旅祭」「BackpackFESTA2020」といった旅をテーマにしたイベントのボランティアスタッフ、「チェコフェスティバル」での登壇など、チェコの魅力を伝える活動をしている。趣味は写真と散歩。ネバダ州立大学リノ校陶芸彫刻学科卒。現在は、外資系のIT企業でデジタルマーケティングの仕事をしている。

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この記事を書いた人

チェコ政府観光局

チェコ政府観光局は1993年に設立され、日本を含む世界20カ国でチェコの観光情報の発信を行っています。
日本支局では、チェコを旅行される皆様がチェコの美しい景色や文化を快適に楽しめるよう、日本語のウェブサイト、SNS (Facebook, Twitter, Line@)、ニュースレターなどを通じて実用的でフレッシュな情報をお届けしています。また、5月の関空旅博や9月のツーリズムEXPOジャパンなど全国で開催される旅行イベントに参加して、直接皆様とお会いできる機会も設けております。
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