チェコ旅行に役立つ10のフレーズ【その2】

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チェコ旅行に役立つ10のフレーズ【その1】では基本のキのフレーズをご紹介しましたが、 【その2】となる今回はもう少し会話を楽しむためのフレーズをご紹介します。それでは早速始めましょう!

6. Kde jsem?  Kde to je?   グデ イセム?グデ ト イェ?/ ここはどこですか?〇〇はどこですか?

KDE グデ=どこ? 英語でいうところの Where am I now? Where is this?

日本語と同じく、聞き方によって2つの意味があります。
① 今私はどこにいますか??(Where am I right now?) = Kde jsem? グデ イセム?
② これ(地図などを指さして)はどこですか? (Where is this?) = Kde to je? グデ ト イェ?

ちなみに〇〇はどこですか?(Where is 〇〇?) = Kde je 〇〇? グデ イェ〇〇?となります。

7. Kolik?/Kolik to stojí? コリック?コリック ト ストイー? / いくらですか?

KOLIK コリク=いくら? 英語でいうところの How much or how many? How much does it cost?

このフレーズは値段を知りたい時に使います。

a) 何かを指さしながら”Kolik?”(コリック?)と尋ねた場合、相手はあなたが値段を知りたいのだろうと解釈します。また、少し長いですが“Kolik to stojí ?”(コリック ト ストイー?)と尋ねるとより伝わりやすく、相手もあなたのチェコ語に驚くでしょう^^

b) kolikという疑問詞は、誰かの年齢を聞きたい時にも使えます。その場合には、“Kolik je vám let?”と尋ねます。ただし、チェコでは人の年齢はあまり聞くものではなく、時には失礼になってしまうこともあるのでご注意を!ちなみに物に対してどれくらい古いのか尋ねる場合は“Jak je to staré?“(ヤク イェ ト スタレー?)と尋ねます。

8. Nerozumím (česky) ネロズミーム (チェスキ)/  (チェコ語が) わかりません

英語で言うところの I don‘t understand (Czech)

① 相手が言っていることが理解できないときは„Nerozumím“(ネロズミーム)といいます。
② 自分がチェコ語を話せないことを相手に伝えたいときは„Nerozumím česky“(ネロズミーム チェスキ)といいます。

これは英語で伝えようと努力したり、他の人に説明してもらったり、あるいは紙に書いて説明するなど別の方法を模索させるためにとても便利なフレーズです。(チェコ人だけに限らず、多くの人がゆっくり話せば伝わるだろうと思いがちですが(笑)) それでも最終的にはみなさんが必要なことを伝えられると確信しています!

9. Nevím ネヴィーム / 分かりません。知りません。

英語で言うところの I don’t know.

このフレーズはチェコ人の間でもよく使われます。もし何らかのアンケートでano(アノ=はい)、 ne (ネ=いいえ) 、 nevím (ネヴィーム=わからない)の3つの選択肢があって、本当に分からないときや、イエスかノーかはっきり示したくないときはよくnevímと答えます。いわゆる「ごまかし」ですね(笑)これは日常生活でもよく使われるフレーズなので旅行中も良く耳にするかもしれません。

日常生活では下記のようなシチュエーションで使われます:
a) 誰かに道を聞いたものの、その人も知らなかったとき
b) 自分自身がこのフレーズを使えるシチュエーション
・誰かに○○さんはどこ?と聞かれたものの、どこにいるか知らない、もしくはその日会ってないとき
・誰かに道を聞かれたものの、その土地の住人ではないので分からないとき→Promiňte, nevím.(プロミンテ ネヴィーム=すみませんが、分かりません。)
・誰かにどっちの色がいいか聞かれたものの、どちらか判断できないとき

10. 大丈夫です

最後の役に立つフレーズは、日本語で言うところの「大丈夫です」にあたるフレーズです。 日本人は万能なこの言葉をとてもよく使うので、チェコ語では何と言うのか事前に知っておくと便利でしょう。チェコ語ではどの言い回しが日本語の「大丈夫です」にあたるかはっきりとは決め難いので、いくつかの例を用いて説明します。

① ビールもう一杯どうですか?/他に何かいかがですか?
大丈夫です。= “Ne, děkuji.” ネ、ジェクイ

② 電車などで足を踏まれ、Pardon/Promiňte と謝られて、 「大丈夫です」と言いたいときは、にこりとしながらV pořádku.フ ポジャートク / Nic se neděje.ニッツ セ ネジェイェ言うとよいでしょう。

11. おまけ!

トイレを使用中にノックされた時はなんと言えばいいのでしょうか!?これはあまり出会いたくない状況ですが、こうした状況で自分がトイレにいることを伝える方法があります。”Obsazeno”(オプサゼノ)という単語が文字通り「使用中」を意味します。このフレーズを使えばじっと黙ってたり咳払いをしたりする必要はありません!もっともドアを誤って開けられて不運な目に会わないためにトイレの鍵はどんな時でも閉めておくべきですが(笑)

いかがでしたか?ぜひ旅行中に使ってみてくださいね♪

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