人生一度の大冒険へ!- チェコでのワーキングホリデー始まる
いつ、どんな時でも、地球の裏側の国にいる友達と話せたり、行きたい場所まで気軽に旅行することは、20年前までは考えられもしなかったことです。今では多くの人が留学や外国での長期滞在を経験する時代になりました。
海外での留学や長期滞在を経験した人に聞くと、どの人も旅行で滞在することと、住むことと暮らすことは全く違う経験だと感じています。旅行やインターネットからでは得られない、知らなかった世界を、外国に住んでからいくつも体験しているようです。
こんなに気軽に海外に行ける時代、皆さんもそんな経験をしてみたいと思いませんか?2018年11月から始まったチェコー日本のワーキングホリデープログラムは、日本国籍を保有する18歳から30歳までの若者にとって、チェコでの暮らしを体験できるチャンスです。では、チェコでのワーキングホリデーではなにが期待できるでしょうか?
このプログラムが始まった当初、チェコでのワーキングホリデーが一番いい理由について私たちなりに何十個も考え、その中からこれはと思ったものを11個取り上げたので、ご紹介します。ぜひチェコでのワーキングホリデーを活用してみてください♪
チェコでのワーキングホリデーを選ぶ11の理由
1. 学生でも安心価格 - チェコでの平均生活費は、他のヨーロッパ諸国と比較してはるかに低いと言えます。例えば学生であれば生活費・住居費込みで月3万5千円~5万円で快適な生活を送ることができるので、余ったお金で旅行や美味しいチェコビールと料理を楽しむことができるのです。チェコでのワーキングホリデーは、渡航前にお金の心配をあまりする必要がないのです!
2. とても安全?! - チェコ共和国の安全性は高く、日本と同じくらい治安が良いと言えます。2018年の世界平和度指数(Global Peace Index)では、日本は9位、チェコは7位にランクインしました。海外渡航が初めてでも、安心して過ごせることは間違いありません。ただし、他のヨーロッパの国と同じように、人込みにはスリがいることも。生活に慣れるまではよく知らない所には一人で行かない、というのも安全に過ごすためのコツです。

3. 童話の世界が広がる - チェコの首都プラハは真珠のような輝きを放つといわれるほど、その美しさで有名です。また、北海道ほどの大きさの国土にある12の世界遺産はどこも素晴らしく、訪れる価値があります。実は城や城郭の密度は世界で2番目に高く、1日1城を1年間続けて訪れても十分ではないでしょう。勿論、お城だけではありません。自然豊かな公園や、美術館、フォトジェニックなワンプレート・ランチ、注ぎたての冷たいビールやワインに、美男美女!?目を楽しませるものには事欠かないと保証しましょう!

4. 大陸文化を体験できる – チェコと日本の違いは沢山ありますが、一番大きなことは、日本が島国なのに対して、チェコは国境を山に囲まれた大陸国家であるということでしょう。チェコに住むことで、あなたも内陸国の文化を経験してみませんか?ヨーロッパの中心に住むと、島国の日本とは異なるヨーロッパの伝統や習慣がいかに現代まで続いているかを感じ、驚くことでしょう。チェコは小さい国ながら、フランツ・カフカやアルフォンス・ムハなどの有名な芸術家を輩出しているのです。耳なじみがあったり、もしかしたら小学校で歌ったこともあるかもしれない「モルダウ」の作曲者ベドジフ・スメタナもチェコの出身です。
5. 英語が通じる - ヨーロッパの中でも有数の観光地であるチェコ。年間を通じて多くの観光客が訪れます。チェコのように小さな国では外国語を話す必要性が高いこともあり、特に大きな都市では英語を使って生活することには何ら問題はないでしょう。若い世代を筆頭に英語が堪能な人が多く、日用品の買い物やレストランでの注文など日常生活をスムーズに送ることができます。今、もし英語に自信がない方でも大丈夫。チェコの人はゆっくり大きな声で話してくれるので、きっと分かるようになります。コミュニケーションは心と心で行うものだと言いますからね!
ただ、地方都市に住むことになったら、大都市よりは英語が通じる機会は少なくなるかもしれません。でも、チェコ語を習得したい人にはもってこいですね。やはり現地の言葉を話せると、現地の人々とのつながりはより強くなります。ローカルコミュニティにどっぷりつかってチェコ文化を楽しむのももちろん良いと思います。
英語やチェコ語を学べる語学学校にリストはこちらをご参照ください↓
6. 初めてでも大丈夫!チェコで働いてみよう – ワーキングホリデーのお悩みの一つが、せっかく就労する権利を持っているのに、働き口がなくて結局観光ばかりしていた、というものです。しかし、チェコではその心配は必要ありません。なぜなら、チェコの失業率の低さはヨーロッパではトップレベル。企業は良い人材を得るため、手厚い条件を提示して争奪戦を繰り広げています。多くの国際企業や日本企業の中欧/東欧本部がチェコに設置されています。いきなり現地の会社に勤めるのが不安でも、日系企業であれば安心できますね!
英語で就業できる仕事を探すにはこちらの記事もご参照ください↓
7. フレンドリーなチェコ人 - 国の大きさやこれまでの複雑な歴史から、チェコの人々は多くの場合謙虚で親切なので、ホームシックになることはないでしょう。チェコでは、近年日本文化が大ブーム。きっとあなたの周りにも、日本好きなチェコ人が話しかけてくるでしょう。そんな人々に囲まれた生活を送れば、チェコ人特有の自虐的なジョークにも反応できるほどのチェコ語もオマケで習得できるかもしれません。是非、ユニークな友人を作りに行ってくださいね。

8.挨拶から始めよう!日本で学ぶチェコ語教室 - チェコでは英語のみでも生活はできますが、現地の言葉-チェコ語を話すことができれば生活がよりスムーズに楽しくなることは間違いありません。そして渡航前にチェコ語を学習することはそんなに難しいことではありません。東京では広尾のチェコセンター東京(http://tokyo.czechcentres.cz/) や日本チェコ友好協会(www.japan.cz) などいくつかの場所でチェコ語クラスの受講が可能です。ブログでも時折、チェコ語に関する記事を掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
折角なのでここで便利なフレーズをお伝えしましょう!「やあ(カジュアルなこんにちは)」はAhoj(アホイ)、「そうだね」は、Ano(アノ)、「違うよ」は、Ne(ネ) 、「ターボチャージャー」は、Turbodmychadloです(笑)。意外と英語とそっくりだと思いませんでしたか?
<過去記事>
9. 美味しいものに溢れている - ヨーロッパの真ん中に位置しているチェコは、様々な料理と飲み物を堪能できる場所。周辺国からの影響も受け、西はビール、南はワイン、そして東は強いリカーと、どんな料理にもそれぞれにあった飲み物を見つけることができるのです。古くからあるチェコ料理は、共産主義の暗い時代に一度その輝きを失ってしまったものの、最近ではまた多くのレストランで復活しつつあります。
ちなみにチェコは一人当たりのビール年間消費量が世界一。日本でメジャーな黄金の「ピルスナービール」もチェコ発祥のビールなんです。手前味噌ながらその味は格別で、日本でビールが飲めなかった人がチェコでビール大好きになった例もたくさんあります。現地で様々なチェコ料理に挑戦してみてください♪

10. 国内外へのアクセスが抜群 - 19世紀から発展を続けている交通システムにより、国内外へのアクセスはとても簡単です。Wi-Fi完備の電車やバスに乗れば、首都プラハからたったの4時間でベルリン、ウィーン、ブダペストなどへ行くことができます。値段も2500円程度と信じられない安さ。週末旅行が楽しみになりますね!
飛行機を使ってもっと遠くまでも遊びに行けます。例えばロンドンまで片道二時間で5000円。中央ヨーロッパに住むことは、いいことばっかりなのですよ。
11. チェコでも日本を感じることができる - 最後に忘れてはいけないことは、もしもホームシックになってしまっても日本語に触れられる場所があるということ。チェコにはプラハ、ブルノ、オロモウツの3つの都市に日本語学科がある大学があります。首都のプラハはもちろん素晴らしい場所ですが、ワインの名産地・南モラヴィアの州都でありチェコ第2の都市のブルノ(http://czechtourism.com/jp/t/brno/)もおすすめです。多くの学生が住むこの町には選べないほど数多くのカフェやバーがあります。もしくは歴史的な街並みが美しいオロモウツ(http://czechtourism.com/jp/t/olomouc/)。人口の4分の1は学生というほどで、楽しい時間を過ごせることでしょう。
チェコがワーキングホリデーにぴったりの場所であることはお分かりいただけたでしょうか?ではさっそくビザの申請方法を確認してみましょう。165,000円(33 000 チェココルナ)分の資金証明が必要です。ビザ関連手続は、申請後60日以内に終了します。
ビザ取得条件詳細については、駐日チェコ共和国大使館のウェブサイトをご覧ください:https://www.mzv.cz/tokyo/ja/x2011_02_08_2/x2018_11_01.html
皆さんのチャレンジを心よりお待ちしております!