チェコ語スピーチで腕試し!(弁論大会について)

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歴史のある弁論大会

©Michal Vitásek

チェコとスロヴァキアが分かれてから、ほぼ毎年のように行われているチェコ語弁論大会は、来年で25回目を迎えます。今では有名なボヘミストになっている先生方も、その昔この大会に出場して優勝や入賞をされたということですから、大会そのものはチェコスロヴァキア時代からずっと続いているのでしょう。

開催の要領

この大会では、毎年、発表のテーマがいくつか課題として出されます。その中から選んだテーマで4分以内のスピーチを行い、審査員による質問を受けます。ちなみに、2018年6月2日に開催された今年度のテーマは、次の4つでした。

【2018年度のテーマ】
1.私が一番好きなカレル・チャペックの作品(Mé nejoblíbenější dílo Karla Čapka)
2.チェコスロヴァキアの百年史をどう見るか(Jak se dívám na stoletou historii Československa)
3.チェコで私が最も気に入っているものとその理由(Co se mi v České republice nejvíce líbí a proč?)
4.チェコの食べもの面白体験(Moje zajímavá zkušenost s českým jídlem)

来年は、どのようなテーマが出されるのでしょうか?毎年春ごろに開催の要領が公表されるので、大使館のホームページをチェックするようにしてください。来年度も、多くの応募があることを祈っています。入賞者には素敵な商品のほか、優勝すれば、その次の年のサマースクールの受給資格がもらえますよ!

2018年チェコ語弁論大会の様子

チャレンジが大切!

チェコ語は、学習の始めの段階で覚えることが多く、取っ付きにくい言語と言われています。そのチェコ語を使って、人前で発表をするには、準備を人一倍しなければいけないでしょう。それだけに、この弁論大会は、レベルアップを図るために絶好の機会ということもできます。たとえ学習期間が短くても、臆せずに、どんどんチャレンジしてください。

ただ、この大会では発表するだけではなく、審査員の質問に答えなくてはいけません。発表の内容だけではなく、質疑の模様も採点の対象になります。審査員の質問を聞き分けるのはなかなか大変かもしれませんが、自分の発表からどんな質問が出てくるか、ある程度予測することはできると思うので、そうした質問の2,3は想定しておいて、その練習まで積んで当日に臨んだらどうでしょうか? 想定と違う質問が出てきたら・・・それは、何とか切り抜けるしかないですね。

心に残ったスピーチ

筆者も何度か発表を見たことがありますが、これまでに一番印象に残った発表は、自分の恥ずかしい体験を語るテーマの時に、ある女子学生が、「私はいつも自動ドアに嫌われて恥ずかしい思いをする」という体験を語ってくれたスピーチが思い浮かびます。その方は、体重が軽いためなのか、自動ドアの前に立ってもドアが開いてくれず、いつも難儀をするというのです。

たまたま審査員を務めていた筆者は、思わず「牛丼の吉野家のようなタッチ式のドアでも同じなのですか?」と質問してしまって、「あ、しまった! 質問が難し過ぎるかも」と思いましたが、彼女は何とか理解して答えてくれ、無事に発表が終わったことがありました。今でも、自動ドアを通過するとき、あの彼女は今でもまだドアに嫌われているのかな、と思い起こすことがあります。

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この記事を書いた人

駐日チェコ共和国大使館

駐日チェコ共和国大使館は、日本においてチェコ共和国を代表する機関として位置付けられています。
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